今日の一曲:Floating Points Ensemble “Post Suite”

Floating Pointsを初めて知ったのは『Peoples Potential』という12インチだった。明らかに新世代感覚のエレクトリック・ブギー・ハウスに即座にやられた。その時期彼が手掛けたリミックスもどれも冴えまくっていて、Floating Pointsという名前に一気に注目することになった。

Floating Pointsは、Sam Shepherdというマンチェスター出身のプロデューサーによるソロ・プロジェクトで、なんとまだ24歳の大学生らしい。その彼が昨年の暮れごろに、Floating Points Ensembleという名義で『Post Suite』という10インチをNinja Tuneから出した。

このユニットはストリングスセクションやホーン・セクションを含むオーケストラ編成で、両面ともシンガーをフィーチャーした壮大かつディープなダウンテンポ・ジャズだ。こういう音楽性を持ったプロデューサーだとは思ってっもいなかったし、それがこんなクオリティーで発表されるなんて、誰もが驚き、脱帽したはずだ。今年はFloating Points Ensembleとしてアルバムが出るという噂です。

1月 14, 2011 by Tsurutani
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