先日のニーナ・シモン・ナイトにはたくさんの方に来て頂いてありがとうございました!
とにかくキャリアの長かった人なので、アルバムの数も多く、改めて彼女のアルバムを聴き直したり買い足したりしたのですが、どれもほんとにいいんですよね。どのアルバムにも一曲はパーカッシヴでアフリカンな曲が入っていたりして、クラブ・クラシックとして有名な曲以外にもネタの宝庫でした。
もちろんそれは単に一つの側面で、ディープなバラードやブルージーなナンバーも最高。しかし、あまりの意外性のためかもっとも反応があったのが、ボブ・マーリーのカヴァーでした。上のリンクはライヴ・ヴァージョンなのですが、ニーナ・シモンの遺作となった93年の『A Single Woman』のリイシュー盤にはボーナストラックとしてこの”No Woman No Cry”が収録されています。他にはなんとプリンスのカヴァーも。オリジナル・アルバムはストリングスも入ったしっとりめの落ち着いた作品です。