Gilles Petersonによる新たなブラジリアン・プロジェクト、Sonzeiraのアルバム『Brasil Bam Bam Bam』が5月27日にリリース。今回はBrownswoodからではなく、10年以上振りにTalkin Loudから。Sonzeiraは、Seu Jorge、Marcos Valle、Elza Soares、Wilson Das Nevesなどなど新旧のブラジル音楽のスーパースターを集めてリオ・デ・ジャネイロで録音。サウンド・プロダクションはKassinと、UKから2 Banks Of 4のRob GallagherとFloating PointsのSam Shepherdも加わっています。これだけのメンバーが参加して悪い訳が無いと思いますが、個人的にはLucas Santtanaの参加曲がどんな仕上がりになっているのか気になります。そして “Naná” や “Aquarela Do Brasil” といった名曲のカヴァーに混ざって、UKジャズファンクの古典であるFreeezの “Southern Freeez” をカヴァーするところがGillesっぽくていいですね。しかもこのヴァージョン、おそろしくモダンなエレクトロニック・ボッサ・ダブで、きっとSam Shepherdの仕業ではないでしょうか。Sonzeiraの “Southern Freeez” はレコードストアデイ限定の7インチとしてリリースされていますが、日本のショップには入荷した形跡がほとんどないようです。Bandcampで直接買えるようだったのでオーダーしてみました。
以下はアルバムのトレーラーとトラックリストです。
『Brasil Bam Bam Bam』Tracklist:
01. Where Naná Hides
02. Naná
03. Sambãio
04. Brasil Pandeiro
05. Xibaba (She-bá-ba)
06. America Latina
07. Southern Freeez
08. The Mystery Of Man
09. Aquarela Do Brasil
10. Estrelar
11. Um Toque
12. Bam Bam Bam
13. City Of Saints