今日の一曲 : Carmen Villain “Red Desert”

ニューディスコからインディー、エレクトロニカまで、多彩ながらも一本筋のとおったリリースを続けるノルウェーのレーベル、Smalltown Supersoundから2013年にデビュー・アルバム『Sleeper』を発表したCarmen Villain。ちょうど日本盤の発売元であるCalentitoの方から、「彼女の新作が秋に出るので聴いてみてください。発売日は未定ですが。」と音源をいただいたばかりのタイミングで、セカンド・アルバムとなる『Infinite Avenue』が海外のサイトなどでアナウンスされました。あわせて公開された “Red Desert” が素晴らしいのですが、アルバムも全曲かなり良いので要チェックです。シンガー・ソングライターでマルチ・インストゥルメンタリストのCarmen Villain本人がセルフ・プロデュースしたアルバムで、パーソナルな世界を音数の少ない映像的なサウンドスケープで描いた作品。プレス・リリースによれば、”Red Desert” はミケランジェロ・アントニオーニの『赤い砂漠』からインスパイアされたそうだし、何よりもアルバムのジャケはジーナ・ローランズのポートレートってことで、映画好きのみなさんにも強くおすすめします。『Infinite Avenue』はSmalltown Supersoundから9月8日リリース(日本盤はCalentitoから、ボーナストラック収録予定で発売日未定)。先月リリースされた先行シングル『Planetarium』にはなんとGigi Masinによるリミックスも2曲入っています。

『Infinite Avenue』 Tracklist:

01. Infinite Avenue
02. Red Desert
03. Simple Things
04. Quietly
05. Borders (Feat. Jenny Hval)
06. She’s Gone To California
07. Connected
08. The Moon Will Always Be There
09. Water
10. Planetarium

7月 14, 2017 by Tsurutani
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