今日の一曲 : Hair Stylistics “Music For The Murder Festa”

Hair Stylisticsといえば中原昌也によるノイズ・ユニットですが、9月11日にリリースされるアルバム『Dynamic Hate』はなんと全編ビート・アルバム。オールド・スクールなサンプラーやヴィンテージ・アナログ・シンセを使って、コンピューターは一切無し、カセットに一発録りした音源がマスターになっているそうです(詳細は発売元のdisques cordeのサイトをチェック)。PVが公開された “Music For The Murder Festa” は、ただもうヤバいとしか言いようがありません。アルバムのダイジェストを聴く限り、これはもしや、ベクトルは違えどMadlibやKarriem Rigginsのビート・アルバムに匹敵するんじゃないか?それぐらいマッドな世界が繰り広げられています。

↓こちらがアルバムのダイジェストです。

“Dynamic Hate” Tracklist:

01. Electric Storm
02. Just Looking Part2
03. Overnight Overall Gay
04. Jungle Spaghetti Slugs Fever
05. Loud Glitter
06. Magnificent Sexy Time
07. Begger Group In The Fog
08. Deep Snake Eater
09. Fuck Watching Mountains
10. Fear Of Beauty Bungalow
11. This Neon World Is No Future (feat. 鎮座DOPENESS)
12. Bonito’s Body Disappeared Slowly
13. Music For The Murder Festa
14. Plate of Death
15. Oh Year!
16. Warm Toilet
17. Intelligence Conspiracy
18. Empire of Pleasure
19. The Canadian Disaster
20. No Funk (Tk1)
21. Make The Modern Misery
22. Dynamic Hate
23. Air Sending Sperm
24. Saturday Night Beaver
25. Gentle Animal Ecstasy
26. Non Parallax
27. From Moody Doom
28. End of Memories

8月 13, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Erlend Øye “La Prima Estate”

ノルウェーのアコースティック・ポップ・デュオ、Kings Of Convenienceの片割れであり、ソロやThe Whitest Boy Aliveのメンバーとしても活動するErlend Øye(アーランド・オイエ)。一年前からイタリアに住んでいるそうで、彼が今年リリースする予定のソロ・アルバム『La Prima Estate』からの最初のシングルとなったタイトル曲は、全編イタリア語で歌われています。イタリアの古い音楽や、現在のシチリア島での生活がインスピレーションになっているとのことで、彼の持っているかわいさやポップさが倍増していますね。レコーディングはベルリンで、バックはThe Whitest Boy Aliveのメンバーです。

8月 12, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Julia Holter “Maxim’s I”

2012年のアルバム『Ekstasis』が傑作だったLAのアーティスト、Julia HolterがDominoに移籍して8月20日にリリースするサード・アルバム『Loud City Song』。先に公開されていた”World” と “In The Green Wild” も良かったのですが、3曲目のストリーミングとなる “Maxim’s l” もまた素晴らしい。どの曲も凄い完成度の高さで、作曲やレコーディングやメンバーなどすべてが前作超えを予感させます。この曲と “World” の8mmフィルムによるビデオクリップ、そしてアルバムのアートワークを手掛けているRick Bahtoという人のヴィジュアルもハマってます。

“Loud City Song” Tracklist:

01. World
02. Maxim’s I
03. Horns Surrounding Me
04. In The Green Wild
05. Hello Stranger
06. Maxim’s II
07. He’s RunningThrough My Eyes
08. This Is a True Heart
09. City Appearing

8月 09, 2013 by Tsurutani

8月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの8月のスケジュールです。

8/03 富ヶ谷レゲエ祭
8/10 DJ Kazz 「SUMMER BREEZE ~100% BALLAD BEST~」
8/17 鶴谷聡平
8/24 青野賢一 (BEAMS RECORDS)
8/31 Sumire (Twee Grrrls Club)

21:00 – 24:00
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

8月 06, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : MGMT “Your Life Is A Lie”

MGMTの3枚目のアルバム『MGMT』が9月17日にリリース。4月のレコード・ストア・デイにカセットシングルでリリースされた “Alien Days” に続いて、アルバムから公開された “Your Life Is A Lie” のビデオクリップがなんとも最高であります。曲はどちらもMGMTらしいサイケポップで、アルバムがますます楽しみになりました。

“MGMT” Tracklist:

01. Alien Days
02. Cool Song No. 2
03. Mystery Disease
04. Introspection
05. Your Life Is a Lie
06. A Good Sadness
07. Astro-Mancy
08. I Love You Too, Death
09. Plenty Of Girls in the Sea
10. An Orphan of Fortune

8月 06, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : DIANA “Perpetual Surrender (Four Tet Remix)”

年内にはニュー・アルバム『Beautiful Rewind』をリリースするFour Tetが手掛けたリミックスが公開されて初めてチェックしたカナダのドリーム・ポップ・バンド、DIANA。Four Tetのリミックスがやはり極上なのですが(メールアドレスと交換にフリー・ダウンロード可能)、オリジナルもとても良いです。先にビデオクリップがアップされていた “Born Again” はよりダンサブルでこれもまた良し。DIANAのデビュー・アルバム『Perpetual Surrender』は8月20日にJagjaguwarからリリースです。

“Perpetual Surrender” Tracklist:

01. Foreign Installation
02. That Feeling
03. Perpetual Surrender
04. Strange Attraction
05. Anna
06. Born Again
07. New House
08. Curtains

8月 01, 2013 by Tsurutani

夏期休業のお知らせ

いつもありがとうございます。
誠に勝手ながら、以下の日程を夏期休業とさせて頂きます。

8月11日(日)〜 8月15日(木)

よろしくお願いいたします!

7月 31, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Elvis Costello & The Roots “Walk Us Uptown”

The Rootsがハウス・バンドを務めるテレビ番組『Late Night with Jimmy Fallon』にElvis Costelloが出演したのをきっかけに、お互いに一目惚れして秘密裏にセッションを重ね、最初はシングルを作るはずたったのがいつの間にかフル・アルバムに発展。9月17日にコラボレーション・アルバム『Wise Up Ghost』としてBlue Note Recordsからリリースされます。公開されたアルバムのオープニング・トラック “Walk Us Uptown” は、予想を遥かに上回るかっこよさ。アートワークはアレン・ギンズバーグの詩集『Howl』(吠える)へのオマージュです。

“Wise Up Ghost” Tracklist:

01. Walk Us Uptown
02. Sugar
03. Refuse to be Saved
04. Wake Me Up
05. Tripwire
06. Stick Out Your Tongue
07. Come the Meantimes
08. Grenade
09. Cinco Minutos Con Vos
10. Viceroy’s Row
11. Wise Up Ghost
12. If I Could Believe
13. Can You Hear Me
14. My New Haunt
15. Puppet

7月 23, 2013 by Tsurutani

8月3日(土)富ヶ谷レゲエ祭

三宿のkong tongで行われている大人のためのレゲエ・パーティー「Roots Lovers」(通称:世田谷レゲエ祭)のスピンオフ企画がここNEWPORTで開催決定!その名もズバリ「富ヶ谷レゲエ祭」!!

セレクターには、Silent Poetsの下田法晴さんとLittle TempoのSeiji BigbirdさんによるDJユニット、Mintosが登場。そしてNEWSOUNDの第4土曜日レギュラー、青野賢一さんが別視点からのレゲエをセレクトします。さらには、世田谷レゲエ祭のキーマンでもあるZelone Recordsの藤原満さんも参加。富ヶ谷も世田谷に負けず盛り沢山なレゲエ・パーティーです!!

<富ヶ谷レゲエ祭>

8月3日(土)21:00 – late nite

Selector: Mintos, 青野賢一
Guest: 藤原満
Hostess: Namihey

チャージフリー

7月 20, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : James Holden “The Caterpillar’s Intervention”

今週の一曲なんですが、7月のNewportのDJでは、
このJames Holdenの最新アルバム『The Inheritors』から4、5曲かけました。
それくらいこのアルバムが好きなのです。私の好み。今のところの2013年の私的No.1アルバムですかね。
取り上げた曲は、聴いていただけると分かると思いますが、超・日本的な音頭サウンドです。
このアルバム『The Inheritors』には、他にもかなり個性的な楽曲が並びます。
僕はこのJames Holdenのことをそんなに知りませんが、
もともとはプログレッシヴ・ハウス/テクノ・シーンの人みたいですが、
何故にこのようなエキゾチックな音楽に行き着いたのか気になったところ。
CDのライナーにそのヒントが書いてありました。
彼のインタビューからの言葉に、
クラブでの音楽体験を「人間の根源的な部分へ働きかける神秘的な経験である」としてる。
なるほど、そう考えると、このような音楽が生み出されるのですね。

このJames Holdenの曲を織り交ぜた私的選曲を下記にアップしています。
ちょっと時間ある時に聴いてみてください。
http://www.mixcloud.com/kazuhirobaba5/newport20130713edit/

(馬場一浩)

7月 19, 2013 by Tsurutani
NEW SHIP