今日の一曲 : Mazzy Star “California”

今年は久しぶりの復帰作が続々と出ていますが、なんとHope SandovalとDave RobackのMazzy Starが実に17年振りのアルバム『Seasons Of Your Day』を9月24日にリリース。そのアナウンスに合わせて公開された “California” は、彼らのトレードマークであるサイケデリックというよりはむしろシンプルなフォーク・サウンドですね(何と言ってもHope Sandovalの歌自体がサイケデリックですが)。アルバムはカリフォルニアとノルウェーの録音で、2011年に他界したBert JanschとDave Robackのギター・デュエットも1曲収録。2011年にシングルで発表した “Common Burn” と “Lay Myself Down” も収録されるようです。(Via Spin)

“Seasons Of Your Day” Tracklist:

01. In the Kingdom
02. California
03. I’ve Gotta Stop
04. Does Someone Have Your Baby Now
05. Common Burn
06. Seasons of Your Day
07. Flying Low
08. Sparrow
09. Spoon
10. Lay Myself Down

7月 17, 2013 by Tsurutani

7月25日(木)浴衣ナイト☆

毎夏恒例、浴衣ナイト☆!今年もやりますよ〜

浴衣でご来店の方には生ビールを1杯サービス!そして獅子座の方にも生ビールを1杯サービスします!

音楽はラテン/ブラジルで、フードメニューはこの日だけの夏祭りメニューでお待ちしております!真夏の一夜を楽しみましょう!!

<浴衣ナイト☆>

7月25日(木)19:00 – 24:00
選曲:高木慶太 & 鶴谷聡平 (Latin Brazil Set)
チャージフリー

*浴衣でご来店の方には生ビール(またはサングリア)を1杯サービス

*獅子座の方にも生ビール(またはサングリア)を1杯サービス(できれば誕生日の分かるものをご持参ください…!)

*夏祭りメニュー:
まるごと冷やしトマト
枝豆
きゅうりのハーブマリネ
キューバ風焼きトウモロコシ
海鮮チヂミ
自家製チョリソーと野菜の串焼き
スイカとラムのカクテル

7月 16, 2013 by Tsurutani

7月22日(月)NPワイン会:グリオット

NEWPORTのお得なワイン会のお知らせです。普段グラスでお出ししているものよりもワンランク上のクラスのワインを、この日だけのお手頃な価格にてグラスでご提供します。今回は自然派中の自然派とも言うべき個性的なワインで知られるグリオットです。2010年に惜しまれつつ解散してしまったので、今回お飲み頂く2010年のワインが最終ヴィンテージとなります。

7月22日(月)21:00~
  
会費:1,700円(下記①②のグラス1杯ずつ)

① グリオット ムーサイヨン 2010(白・微発泡)
シュナン・ブラン100%

② グリオット アンヌ・フランソワーズ・ジョセフ 2010(白)
シュナン・ブラン100%

*先着14名様まで。
*それぞれのお席でお飲み頂きますので、お時間に遅れても早くいらしても大丈夫です。
*普段と同じ雰囲気ですのでお気軽にどうぞ。

<グリオット>

パトリック デプラとセバスチャン デルヴューの二人が1998年に立ち上げ、ロワールはもちろんのことフランスの自然派を代表する造り手として知られたが、2010年の醸造を最後に惜しまれつつ解散。
一貫して亜硫酸ゼロのワインを造り続け、強い還元や酸化したワインが世に出回ったこともあるが、数年経った現在どのワインも美味しく、それぞれにワインの唯一の原料であるブドウのポテンシャルを強烈に感じる。彼らのワインが持つ個性は絶対的なもので、それはジャンマルク ブリニョやステファン マジェンヌのような限られた生産者が造るワインにしか見受けられないもの。
有機栽培、低収量のブドウを用いて赤は2~3週間かけてスミマセラシオン カルボニック、白は全房プレスでどちらも自然発酵。基本的にタンクで熟成。発酵中の温度管理も一切行わず、清澄やろ過はもちろん前述したとおり亜硫酸も全く添加しないことを常としている。

① グリオット ムーサイヨン 2010

シスト混じりの粘土質の土壌から生まれたシュナン・ブラン種を用いて造られる。樽発酵終盤にビンに移して、残った糖分で続く発酵過程で発生する炭酸ガスをビンに閉じ込めて造られた微発泡酒です。

② グリオット アンヌ・フランソワーズ・ジョセフ 2010

1950年代のフランスで自然派ワインを造っていた生産者は、パトリックが知る限り僅か3人。ピエール オヴェルノワ、ジュール ショーヴェ、そしてアンヌとフランソワーズのジョセフ姉妹。

7月 15, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : King Krule “Easy Easy”

ロンドンのArchy Marshallのソロ・プロジェクト、King Kruleを初めて聴いたのは彼がまだ17歳の時。それ以来アルバムを心待ちにしていたのですが、彼の初のアルバム『6 Feet Beneath The Moon』が8月24日(Archy Marshallの19歳の誕生日)にいよいよリリース。そこからの最初のトラック “Easy Easy” が公開されました。やっぱり前よりもたくましくなった感のあるエモーショナルなバリトン・ヴォイスがオープニングに相応しい一曲。アルバムには彼のZoo Kid名義の初期の楽曲 “Baby Blue” や “Out Getting Ribs” も収録されるようです。

UPDATE: “Easy Easy” のビデオクリップも公開。

“6 Feet Beneath The Moon” Tracklist:

01. Easy Easy
02. Border Line
03. Has This Hit?
04. Foreign 2
05. Ceiling
06. Baby Blue
07. Cementality
08. A Lizard State
09. Will I Come
10. Ocean Bed
11. Neptune Estate
12. The Krockadile
13. Out Getting Ribs
14. Bathed in Grey

7月 10, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Chris Schlarb “‘Til I Die”

カリフォルニアのロング・ビーチを拠点にするインプロ系ジャズ・ギタリスト/プロデューサー、Chris Schlarbの新作『Psychic Temple II』が7月16日にAsthmatic Kittyからリリース。その中からちょっと前に公開されていたThe Beach Boysのカヴァー “‘Til I Die” は、Sufjan Stevensをヴォーカルにフィーチャーしたアコースティック・インディー・ジャズ・セッションといった趣きで、ここ最近よく聴いていた一曲。アルバムがどうなるのか気になっていたのですが、先日NPRでフル・ストリーミングが始まりました。全体的にはジャズと室内楽とインディーの絶妙なミクスチャーで、The Beach Boysの他にもJoe Jackson “Steppin’ Out” のカヴァーなんてのもあります。これは要チェック。

“Psychic Temple ll” Tracklist:

01. Seventh House
02. The Starry King Hears Laughter
03. Solo In Place
04. Bird In The Garden
05. ‘Til I Die
06. She Is The Golden World
07. Steppin’ Out
08. All I Want Is Time
09. Sofa No. 2
10. No Tsurai
11. Hyacinth Thrash Quarter

7月 09, 2013 by Tsurutani

7月18日(木)ザ・ビーチ・ボーイズ・ナイト

前回の「ロイ・エアーズ・ナイト」も大盛況、今やすっかりNEWPORTの人気企画となっている「○○ナイト」の夏バージョンはザ・ビーチ・ボーイズ!!毎回一人のアーティストの曲ばかりを堪能できる一夜ですが、今回はカヴァーは無しで、純粋にザ・ビーチ・ボーイズとメンバーのソロ音源だけで4時間たっぷりお楽しみください。

ザ・ビーチ・ボーイズといっても60年代だけじゃありません。70年代、80年代、90年代、そして昨年の最新作までいい曲が沢山あるんです。その膨大な音源の中から選曲して頂くのは、これまでに「山下達郎ナイト」「ドナルド・フェイゲン・ナイト」「ECMナイト」での渾身の選曲が記憶に新しい弓削匠さん!今回もどうぞご期待ください!!

<ザ・ビーチ・ボーイズ・ナイト>

7月18日(木)20:00 – 24:00
選曲:弓削匠 (Yuge)
チャージ・フリー

*リクエスト受け付けます。CD、LP、MP3などお持ちください。

<これまでの○○ナイト>
ニーナ・シモン
セルジュ・ゲンズブール
ジョニ・ミッチェル
トム・ウェイツ
カエターノ・ヴェローゾ
山下達郎
ドナルド・フェイゲン
ヨ・ラ・テンゴ
シャーデー
YMO
ECM
山下達郎 Vol.2
ロイ・エアーズ

7月 05, 2013 by Tsurutani

7月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの7月のスケジュールです。

7/06 濱田大介 (Little Nap COFFEE STAND) 
7/13 馬場一浩
7/20 CHINTAM (BLOW UP / DAYJAM) *真夏のメロー・グルーヴ特集
7/27 青野賢一 (BEAMS RECORDS)

21:00 – 24:00
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

7月 02, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : David Lynch “Are You Sure?”

日本先行で7月10日にリリースされるDavid Lynchのニュー・アルバム『The Big Dream』。先に公開された、Lykke Liをヴォーカルにフィーチャーしたダウンロード・ボーナスの “I’m Waiting Here” が完璧なリンチ・ワールドで素晴らしかったのですが、アルバム本編からの “Are You Sure?” もまたヴィンテージ感のある夢見心地なトラックでリンチらしい一曲。もっとも、うっかりすると帰って来れなくなりそうな夢ですが。。アルバムも期待できそうです。

6月 27, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Willis Earl Beal “Everything unwinds.”

昨年の宅録ブルースなデビュー・アルバム『Acousmatic Sorcery』が素晴らしかったWillis Earl Bealの新作『Nobody knows.』が9月10日にリリース。今回はライヴの時のサウンドを意図しているようで、アレンジとしてはオーケストラル・ブルースからアンビエントR&B、そして不協和音にまで及ぶとのことです。最初に公開された “Everything unwinds.” がアンビエントR&Bになるのでしょう。そしてアルバムにはCat PowerことChan Marshallも一曲参加。この二人のデュエットなのか?非常に気になります。

“Nobody knows.” Tracklist:

01. Wavering Lines
02. Coming Through (feat. Chan Marshall)
03. Everything unwinds.
04. Burning Bridges
05. Disintegrating
06. Too Dry Too Cry
07. What’s the deal?
08. Ain’t Got No Love
09. White Noise
10. Hole In The Roof
11. Blue Escape
12. Nobody knows.
13. The Flow

6月 26, 2013 by Tsurutani

今日の一曲 : Pal Joey “Flight 801”

6月22日の「真っ青な90’S」にお越し頂いた皆様ありがとうございました!真っ青のメンバー三人は全員40代で、90年代といえばリアルタイムでレコードを最も買っていた時期。それだけに、レコードも思い入れもあり過ぎてどこから手をつけていいのか分からない感もありましたが、最終的にはそれぞれのマイ・クラシックをかけることで時代の空気を少しは表現できたのではないでしょうか。

90年代に受けた影響は沢山あるのですが、今日の一曲ではPal Joeyの “Flight 801” をピックアップ。個人的には90年代初頭はアシッド・ジャズやレア・グルーヴ、そしてヒップホップにどっぷりハマっていて、新譜旧譜問わず、人がかけていないレコードで何かジャズっぽくてかっこいいのはないかと日々探し回っていた時代。この頃はまだレコード屋の店頭でも試聴ができず、勿論ネットもなく、情報はほぼ店頭のコメントやジャケに記載されたクレジット、そして口コミやクラブの現場だけでした。そんな中、ハウスの12インチにもジャジーなものがあることを発見。それがLarry HeardやNu GrooveのRheji Burrell、そしてこのPal Joeyでした。自身のレーベル、Loop D’ Loopの3番として’91年にリリースされた12インチが僕のPal Joey初体験だった訳ですが、なぜこれを買ったかと言えば、B面の “Flight 801” のクレジットに「Vibe Solo」という文字を見て「この曲にはヴィブラフォンが入っている=ジャジー」と思って買ってみたという記憶があります。実際にはシンセのプリセットみたいな音色のキーボード・ソロだと思いますが、’91年のジャジー・ハウスという意味では完璧な曲。以下のYouTubeは、12インチよりだいぶ短めにフェードアウトしていますが曲の良さは伝わるはずです。

6月 25, 2013 by Tsurutani
NEW SHIP