今日の一曲 : Brian Eno & John Cale “Spinning Away”

10月20日のNEWSOUNDは久しぶりに中島ノブユキさんがDJ。彼の選曲は、自身のアルバムや編曲/プロデュース作品と直接関係あるような無いような、それでいて音楽的なバックグラウンドが垣間見れて楽しいのですが、この日もまさにそういう内容でした。Canの『Tago Mago』やOrnette Colemanの『Virgin Beauty』からのトラックも刺激的でしたが、今日の一曲はBrian Eno & John Caleの心洗われる名曲 “Spinning Away”。’90年のアルバム『Wrong Way Up』に収録の曲で、後に『The Beach』のサントラでSugar Rayがカヴァーしていてそちらもナイス。(Twee Grrls Clubのスミレちゃんに教えてもらいました)

10月 22, 2012 by Tsurutani

今日の一曲 : Pantha Du Prince & The Bell Laboratory “Photon”

ベルリンのミニマル・テクノ・プロデューサー、Pantha Du Princeの新作『Elements Of Light』が1月15日にRough Tradeからリリース。2010年の『Black Noise』に続く本作は、Jaga JazzistのMartin Horntvethらが名を連ねるノルウェーの打楽器バンド、The Bell Laboratoryとのコラボ作で、各種ベルやチャイム、マリンバやシロフォンがふんだんに使われている模様。公開されたトラック “Photon” もメタリックな音色が気持ちいいですね。アルバムには全5曲収録です。

“Elements Of Light” Tracklist:
01. Wave
02. Particle
03. Photon
04. Spectral Split
05. Quantum

10月 18, 2012 by Tsurutani

10月22日(月)月9ワイン会:モルゴン

月曜夜9時のワイン会のお知らせです。とても美味しいのに普段NEWPORTでグラスで出すにはお値段が高いワインを、お得な価格にてグラスでご提供します。今回はボジョレーのモルゴンの飲み比べ。自然派ワインの父とも呼ばれるラピエールと、モルゴンの中でも評価の高い区画であるコート・デュ・ピィで有名なジャン・フォイヤールという贅沢な組合わせです!

10月22日(月)21:00~
  
会費:1,750円(下記①②のグラス1杯ずつ)

① M・ラピエール モルゴン・サンスフル 2011(赤)ガメイ100%

② ジャン・フォイヤール モルゴン・コート・デュ・ピィ 2010(赤)ガメイ100%

*先着14名様まで。
*それぞれのお席でお飲み頂きますので、お時間に遅れても早くいらしても大丈夫です。
*普段と同じ雰囲気ですのでお気軽にどうぞ。

<M・ラピエール>
2010年に惜しくも他界したフランス自然派ワインの巨匠、マルセル・ラピエール。彼は、現在「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で彼の影響を受けた自然派生産者が活躍しています(長男のマチューがラピエールを継承)。しかし、「自然派ワインの巨匠」という大看板以前に、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざした素朴で伝統的な生産者であることも忘れることはできません。3世代にわたってモルゴンでワイン造りに携わり、この土地の個性を表現することに努めてきたラピエール家は、その歴史と経験に裏打ちされた手法でモルゴンの、そしてボジョレーのテロワールを描き出します。
ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。モルゴンは彼の旗艦銘柄。

<ジャン・フォイヤール>
オーナーであるジャン・フォワヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。マルセル・ラピエールに影響を受けた彼は、彼のカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強し、1981年、本格的にワインづくりをスタートする。コート・デュ・ピィはジャンの顔とも言うべき代表的なキュヴェ。ちなみに2010年は果実味がエレガントなジャン好みのワインに仕上がっているとのこと。

10月 17, 2012 by Tsurutani

10月24日(水)ドナルド・フェイゲン・ナイト

すっかりNEWPORTの人気企画となっている「○○ナイト」。毎回一人のアーティストに焦点を当て、そのアーティストの楽曲やカヴァー曲、ゲスト参加曲ばかりかける一夜です。これまではニーナ・シモン、セルジュ・ゲンズブール、ジョニ・ミッチェル、トム・ウェイツ、カエターノ・ヴェローゾ、山下達郎と続いてきましたが、今回は6年ぶりのニュー・アルバム『Sunken Condos』が間もなくリリースされるドナルド・フェイゲンです!

選曲者には、前回の山下達郎ナイトで詳細なトラックリストまで用意して大いに盛り上げて頂いたYugeの弓削匠さんを再びお迎えします。Steely Danや過去のソロ作、そして勿論新作からもかかるはず!皆様ぜひお越しください!!

<ドナルド・フェイゲン・ナイト>

10月24日(水)20:00 – 24:00
選曲:弓削匠 (Yuge)
チャージ・フリー

*リクエスト受け付けます。CD、LP、MP3などお持ちください。

*新作『Sunken Condos』は10月16日リリース。収録曲 “I’m Not the Same Without You” がストリーミングできます。

10月 15, 2012 by Tsurutani

今日の一曲 : Sons of the Morning x Rafiq Bhatia “IV”

なんとPrefuse 73とTeebsが新ユニットSons Of The Morningを始動。この名義での最初の成果がRafiq Bhatiaのリミックスとなります。Rafiq Bhatiaはブルックリンを拠点に活動するエクスペリメンタルなジャズ・ギタリストで、彼のデビュー作である『Strata EP』をSons Of The Morningが丸ごとリミックスして2組の連名で『Strata Remixes』として10月16日にリリース。Sons Of The Morning、もちろん凄く良いのですがもう少しTeebs色が出てくれたらもっといいのに。リミックス4曲のうち “lV” はXLR8Rのサイトでダウンロードできます。

Rafiq Bhatiaの音源もかなり良くて、自身のSoundcloudページでは『Strata EP』が全曲聴けます。Flying Lotusの生音カヴァーもあり。そして初のアルバム『Yes It Will』は10月23日にリリースです。

10月 12, 2012 by Tsurutani

10月18日(木)THEATRE PRODUCTS 2013S/S collection “THEATRE, yours” パブリックビューイング

ファッションブランドTHEATRE PRODUCTSの2013年春夏コレクション “THEATRE, yours”。今回はインターネット配信のみで発表されるそうです。でもそれだけじゃちょっと物足りない・・・。そんな人達のために、なんとNEWPORTで配信される映像のパブリックビューイングの開催が決定!!

みんなで観て飲んで食べて盛り上がりましょう〜☆(ノーチャージ/通常メニューとなります)

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THEATRE PRODUCTS 2013S/S collection “THEATRE, yours”のインターネット配信による発表を、
NEWPORTにてスクリーンでご覧いただけることになりました。
お友達とおいしいお食事やお酒を楽しみながら、新作発表の映像をご覧ください。

2012年10月18日(木)20:30〜上映スタート

・通常営業中ですので、ワインやお食事を召し上がりながらお楽しみください。
・配信は20:30からの予定ですが、それまでに満席となる場合もありますので、
 ご覧になりながらお食事されたい方はお席のご予約をおすすめします。
・当日の混雑具合により、お立ち見となる可能性もありますのでご了承ください。

イベント詳細>> www.facebook.com/events/268878919900175/

ご予約>> NEWPORT 03-5738-5564

10月 11, 2012 by Tsurutani

今日の一曲 : Ulrich Schnauss “A Long Way To Fall”

Ulrich Schnaussのニュー・アルバム『A Long Way To Fall』が2013年初頭にDominoからリリース。コラボ作品を除けば2007年の『Goodbye』以来6年振り。タイトル曲が公開されましたが、シューゲイザー寄りになった前作から比べるとよりエレクトロニックな初期の作品に近い印象。寒い日に聴いたらじんわり暖まりそうな、いかにも彼らしいトラックで素晴らしいですね。自身のSoundcloudページではダウンロード数がリミットに達して終了してしまいましたが、XLR8Rのサイトで引き続きダウンロード可能です。

10月 11, 2012 by Tsurutani

10月11日(木) ロシアピアニズムが聴ける夜

webサイト『木曜、22時。』スタートを記念して4月5日に行われた、ロシアピアニズムを聴く木曜ナイト。前回とても好評だったのでもう一度開催することになりました。
ロシア帝国時代、長年国家権力によって封印され、国内での訓練を重ねたピアニスト達による卓越したピアノ演奏には独特なムードと高い完成度があります。
ロシアピアニズムの奥深さを知り尽くしたレコードコレクター綾部徹之進さんが、選曲と解説をしてくださいます。クラシック音楽の聴き方が変わる?!かもしれない一夜。ぜひお立ち寄りください。

<ロシアピアニズムが聴ける夜>

10月11日(木)20:00~23:00
選曲:綾部徹之進
会場:NEWPORT
チャージフリー

10月 09, 2012 by Tsurutani

10月11日(木)12(金)フルーツとワインを楽しむ その4:柿

美味しいフルーツやデザートを食べた時、「あぁこれ、あのワインを一緒に飲んだら最高だろうな」と思ってしまうことがよくあるのですが、そんなご提案をさせて頂く企画が「フルーツとワインを楽しむ」です。旬のフルーツを使ったこの日だけのスペシャル・デザートと、それに合うワインをセットでご提供します。第4弾は「柿のクランブルと塩アイス」と甘口の白ワイン(ルネ・モス ウェルカム・アボード)!意外な組み合わせが絶妙です!!

10月11日(木)12(金)16:00〜23:30 (L.O.)

ワインとデザートのセットで1,280円

*数量限定につき、無くなり次第終了となります。
*ワインとデザートはそれぞれ単品でもオーダー頂けます。(ワイン 930円 / 柿のクランブルと塩アイス 500円)

「ルネ・モス ウェルカム・アボード」(白)

シュナン・ブラン100%。白い花やフェンネル、スイカの皮、 ノワゼット、蜂蜜の香り。アタックに感じる蜜のような厚みのある甘さに、鋭い酸と凝縮したミネラルが絶妙なバランスで同調し、スマートで上品な味わいをつくりだす。ワイン名 には「bienvenu!(ようこそ!)」というアペリティフワイン的な意味が ある。

10月 08, 2012 by Tsurutani

今日の一曲 : Jimi Tenor And Kabukabu “Suite Meets”

フィンランドの奇才、Jimi Tenorとベルリンのアフロビート・バンド、Kabukabuの3枚目の共演作『The Mystery Of Aether』がリリース。ここ数年はKabukabuやTony Allenとの共作が続いてすっかりアフロづいているJimi Tenorですが、今回もアルバムとしていい内容で見逃せません。中でも “Suite Meets” が一番好きなトラック。

10月 05, 2012 by Tsurutani
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