2月13日のNEWSOUNDはBEAMSの青野賢一。大人です。さすがです。クラシックからエレクトロニカから日本のロックまで、ジャンル横断にしてセンスの冴える曲が多数。

ゴダールのサントラやサティ、そしてイージーリスニングやビッグバンド・ジャズ、はたまたHARMONIC 33やHIGH PRIESTやMOCKYなど一風変わったダンスミュージック。ブリジット・フォンテーヌ＆アレスキーの『野ばらは素敵かもしれない』はタイトル買いしたくなりました。

さてこの日のベスト・トラックは、以前からあまりにオリジナル過ぎてどんな形容も当てはまらないノルウェーの9人組バンドの新作からの1曲です。

「2月13日のベスト・トラック」
JAGA JAZZIST / BOOK OF GLASS

青野氏のブログでNEWPORTのことを書いて頂いています。いつもありがとうございます。

2月6日のNEWSOUNDはバッハの藏所知司。自らテーマを決めて三部構成で選曲するという心憎い演出で聴かせてくれました。

第一部はドリーミーなロックやジャズ・ボーカル、サントラが中心（BEACH BOYS, SIMONE WHITE, PIERRE BAROUH etc）。第二部はストレートに”LOVE”なセレクション（BEATLES, PHAROAH SANDERS, FISHMANS etc）。そして第三部はダンス・ミュージック多めな選曲（BEATS INTERNATIONALからG. RINAまで）。

第二部が一番好きでしたが、その中でも聴かず嫌いで損をしていたこの曲がベスト・トラック。

「2月6日のベスト・トラック」
FIFTY FOOT HOSE / GOD BLESS THE CHILD

1月30日のNEWSOUNDはSUNNY SAPPA。いつもながらの黒っぽい選曲で、JAZZ~SOUL~REGGAE~NEW WAVEな展開に。

REUBEN WILSON, BILLY PRESTON, MAYER HAWTHORNE, LOVE JOYS, AMY WINEHOUSE, LIZZY MERCIER DESCLOUXあたりは個人的にも大好きな曲。でも初めて聴いて意外な格好良さにびっくりしたこの曲がベスト・トラックに決定。

「1月30日のベスト・トラック」
STAN GETZ / I’M LATE, I’M LATE

1月23日のNEWSOUNDは、いつも幅広くオールジャンルでいて記憶に残る選曲をしてくれる国本快。

この日は日本のアーティストの曲が多くて、ハラカミレイ〜コーネリアス〜細野晴臣〜山下達郎など、改めて聴くとこんなに良かったんだと気付かされる曲が多数。（TIN PANの”星空のストラット”とか）

他にもBUTTERFLY CHILDとか（これだったんだ！）あった中で、ベスト・トラックはうっかりチェックしそびれてて聴いてなかった（大失敗！）こちらの一曲。

「1月23日のベスト・トラック」
BLAST HEAD / SINGIN’ IN THE ….

1月16日のNEWSOUNDはフジカちゃん。オール・ジャンルで好きな曲をかけるミュージック・ラヴァーな選曲で楽しませてくれました。

全体的には古い曲が多くて、DUSTY SPRINGFIELDやKAREN DALTONといった60年代の女性シンガー、そしてEDDIE FLOYDやJOE TEXなどのサザン・ソウルが特に渋かった。最近のものではLHASA DE SELAという人の曲が気になりました。

個人的にはALPHAの中で一番好きな曲だった”BACK”をかけてくれたのが嬉しかったのですが、ベスト・トラックはある意味示唆に富んだこの曲に決定。

「1月16日のベスト・トラック」
DORIS DAY / QUE SERA SERA (WHATEVER WILL BE, WILL BE)

1月9日のNEWSOUNDはSHE TALKS SILENCEのDJセット。

さすがはインディー・ガール。THE HORRORSやTHE SADS、PEARL HARBORなど様々なスタイルのインディー・ロック、そして80’SのネオアコやVELVETSの”AFTER HOURS”など、エッジーでいてポップな要素を持った曲を沢山かけてくれました。

ベスト・トラックは、ギターポップと昔のジャズとチルアウトなエレクトロニカのブレンド具合が絶妙で、ありそうでない感じのこの一曲。

「1月9日のベスト・トラック」
THE REAL TUESDAY WELD / AM I IN LOVE?

12月26日のNEWSOUNDはDOUBLE FAMOUSの坂口修一郎と高木二郎。

年末なので賑やかに、ということでDJもお二人で。DOUBLE FAMOUSの音楽にも通じる、エキゾチックで、レトロかつ新鮮な、ボーダーを超えまくる楽しい選曲はまるで理想的なラジオ局の様で最高でした。

ジャズやカリプソのSP盤時代の音源や、DJANGO REINHARDTにMOONDOG、『ハワイアン二世ソングス』や『QUIET VILLAGE』、MULATU ASTATKE、LATIN PLAYBOYS、RY COODER、そしてQUANTICやクンビアなどなど・・・

ベスト・トラックはスティール・ギターとダブの融合が耳から鱗だったこちらに決定。

「12月26日のベスト・トラック」
DANIEL LANOIS / FROZEN

12月19日のNEWSOUNDは”GALLERY”などでお馴染みのDJ FUKUBA。いつものダンスミュージック的な選曲とは違い、NEWPORTでやる時はグッと大人っぽい曲をかけてくれてこれがまた良いのです。

JANET SEIDELというオーストラリア出身のジャズ・シンガーのクリスマス・アルバムに始まり、PAT METHENY GROUPの”FORWARD MARCH”やERIK TRUFFAZのサントラ的なアンビエント・ジャズ、そして最近いつも最後の曲としてかけているというSUBTLEの”THROW YOUR HEART”まで、しっとりめの選曲でした。

そんな中、不意にかかった大名曲がこの日のベスト・トラック。

「12月19日のベスト・トラック」
NEIL YOUNG / ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART