12月12日(月)トム・ウェイツ・ナイト

毎回一人のアーティストに焦点を当て、そのアーティストの楽曲やカヴァー曲ばかりかける企画。今度はトム・ウェイツでやらせて頂きます!!先日7年ぶりの新作『Bad As Me』がリリースされたトム・ウェイツ。初期の楽曲からISLAND時代、そしてもちろん近年のアルバムやサントラ音源まで、3時間たっぷりかけ倒します!

<トム・ウェイツ・ナイト>

12月12日(月)21:00 – 24:00
選曲:山崎円城 (F.I.B JOURNAL), 鶴谷聡平 (NEWPORT)
チャージ・フリー

*リクエスト受け付けます。CD、LP、MP3などお持ちください。

11月 30, 2011 by Tsurutani

今日の一曲(青野賢一):Jeanne Moreau “Un Entretien Avec Jeanne Moreau”

「晩秋」をテーマにした11月の第4土曜日の選曲で、普段の選曲よりも圧倒的に多かったのがフレンチものでした。Pierre Barouh『Le Pollen(邦題:花粉)』や、Brigitte Fontaine、Serge Gainsbourgの諸作(特に初期のもの)などはまさに終わり行く秋を感じさせるものであります。
フレンチもののジャズやシャンソンは、どうしてこうも秋にフィットするのでしょうか……。
そんな今回の選曲の中で、ご紹介するのはベルギーのレーベル「クレプスキュール」からの曲(フレンチものを期待された方、ごめんなさい!)。
名レーベルコンピ『From Brussels With Love(邦題:ブリュッセルより愛をこめて)』に収録されている「Un Entretien Avec Jeanne Moreau」という曲です。
このコンピレーションは1980年にカセットでリリースされ、1983年にレコードが発売されました。Drutti ColumnやBill Nelson、Thomas Dolby、Michael Nyman、Gavin Bryarsなど、ニューウェーヴ、ネオアコ、現代音楽を繋ぐ素晴しい内容で、発売当時も先鋭的なアーティストたちから絶賛されていたアルバムです。
紹介する曲は、Jeanne Moreauのインタビュー。後ろに聴こえるピアノはSatieの「Gnossiennes 5」と「Je te veux」(なので一応フレンチものですね)。まるで映画の一シーンのような楽曲は、秋から冬へのピリリとした空気に似合うものです。
このアルバム、日本盤レコードの推薦文を書いているのは鈴木慶一さん(MOONRIDERS)。先日、無期限活動休止を宣言したMOONRIDERSは、僕も中学校時代から好きで聴いてきたバンドで、解散ではないけれど、やはり一抹の寂しさはあります。そんなタイミングでのDJだったので、慶一さんが推薦文を書いているこのアルバムから選曲し、最後はお客さんの帰った後の店内でMOONRIDERS「女友達(悲しきセクレタリー)」をかけたのでした。

(青野賢一)

11月 30, 2011 by Tsurutani

12月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの12月のスケジュールです。

12/03 DJ: wizzjones, Akira Sato, Masatoo Hirano Live: Freedom Suite Folk Club
12/10 馬場一浩
12/17 Mamachari (Ronsome & Justin)
12/24 真っ青な年忘れ

21:00 – 24:00(12月3日は19:00 – 23:00、12月24日は19:00 – 24:00となります。)
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

11月 29, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Onra “Warrior’s Pride (Chinoiseries Pt. 2)”

以前ここでも紹介したベトナム系フランス人のビートメーカー、Onraの中華音源サンプリング・ビート集『Chinoiseries』(シノワシリーズ。Chinois=シノワは仏語のチャイニーズ。)の続編『Chinoiseries Pt. 2』がリリースされました。今回もいい感じにいかがわしいサンプリングと、不釣り合いにファットなビートのコンビネーションが唯一無二ですね。2分前後の曲が32曲も入ってます。中でもこの曲が立ってるかな。

『Chinoiseries Pt. 2』のトレイラーが面白い。ホーチミンあたりの中華街のレコ屋で掘ったレコードをホテルに帰ってMPCでサンプリングって、最高に憧れるライフスタイルかも。

11月 29, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Johnny Depp & Vanessa Paradis “Ballade De Melodie Nelson”

Serge Gainsbourgの息子、Luluの企画によるゲンズブール・トリビュート『From Gainsbourg To Lulu』がもうすぐリリース。半分の曲はLuluが歌っているようですが、他は豪華ゲストが歌っていて5曲がSoundCloudで公開されています。

Johnny Depp & Vanessa Paradisがカバーした “メロディ・ネルソンのバラード”、原曲のSergeとJane Birkinのパートを男女逆に歌っていて、こっちもかなりいいですね。

Johnny Depp and Vanessa Paradis – Ballade de Melody Nelson (Serge Gainsbourg cover) by rfp86

こちらが原曲です。

11月 28, 2011 by Tsurutani

11月28日(月)〜 12月3日(土)のランチメニュー

*ランチプレート 1000
11/28(月)チキンピカタ バジルトマトソース
11/29(火)ポークソテー ジンジャーオニオンソース
11/30(水)手羽元ときのこの白ワイン煮
12/1(木)蓮根とかぼちゃのミートローフ マスタードソース
12/2(金)塩豚となすのグリル
13/3(土)チキンのアボカドチーズグリル

*ベジプレート 1000
ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)、自家製ピタパン、野菜のおかず4品、サラダ

*カレー 950
日によってチキンカレー/ドライカレーのいずれかになります。

*スープセット 950
白インゲンとたっぷり野菜の具だくさんトマトスープ、自家製パン、サラダ

みなさまのご来店、お待ちしております。

11月 26, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Soul ll Soul “Keep On Movin’ (Club Mix)”

もう22年も経っているのか。この曲を聴いてクラブ・ミュージックに目覚めたと言っても過言ではない、個人的にはとても思い入れのあるSoul ll Soulの1989年のクラシック “Keep On Movin'”。今聴くと、こういうフォーマットの曲に生のストリングスを入れたっていうのがこの時代としてはすごい発明。Club Mixではヴァイオリンのソロまであるし。Jazzie BのセンスかNelle Hooperの才能か。いろんなカルチャーがミックスされて、なによりアウトプットがポップだというところがいい。

今度の日曜はliquidroomでSoul ll Soul Sound Systemだ。行かねば!

11月 25, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Herve Samb & Daniel Moreno “Kharit”

Joe Claussellが主宰するSacred Rhythmから出たHerve Samb & Daniel Moreno(エルヴェ・サム&ダニエル・モレノ)のアルバム『Kharit』がとても良い。Herve Sambはセネガル出身のギタリストで、これまでにPharoah SandersやHerbie Hancockのツアー・メンバーをやってきたミュージシャン。そしてDaniel MorenoはJoe Claussell関連諸作のほぼ全てのパーカッションを担当してきた人物。アフリカやブラジルの風を運んでくれる瑞々しいアコースティック・アルバムで、どこかPat Methenyを思わせる曲も。

ヴァイナルはもう店頭に並んでいますが、CDは12月14日にリリースとなります。

11月 24, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Amy Winehouse “Our Day Will Come”

12月6日にリリースされるAmy Winehouseの未発表曲&別バージョン集『Lioness: Hidden Treasures』。カバー曲も多くて、Carol KingやLeon Russell、ジャズやボサノヴァのスタンダードがどんなことになっているのか楽しみですが、個人的にはAmyの中で一番好きな “Tears Dry On Their Own” のアルバムとは違うオリジナル・バージョンが聴けるというのが嬉しい。なんと元々はバラードだったという噂。

先週ビデオが公開された “Our Day Will Come” は『Lioness: Hidden Treasures』の冒頭を飾る曲で、オリジナルはRuby & The Romanticsの1963年の全米No.1ヒット。これをレゲエ・アレンジにしたのは大正解ですね。

こちらが原曲。Bloosom DearieIsaac Hayesのバージョンもいいです。

Tracklisting

1. Our Day Will Come
2. Between The Cheats
3. Tears Dry (Original version)
4. Will You Still Love Me
5. Like Smoke
6. Valerie (Dap Kings band version)
7. The Girl From Ipanema
8. Halftime
9. Wake Me Up Alone
10. Best Friends
11. Body And Soul
12. A Song For You

11月 22, 2011 by Tsurutani

11月28日(月)月9ワイン会:ラングロール

月曜夜9時のワイン会のお知らせです。とても美味しいのに普段NEWPORTでグラスで出すにはお値段が高いワインを、お得な価格にてグラスでご提供します。
今回はトカゲのラベルでお馴染み、ローヌの人気生産者ラングロールです。

11月28日(月)21:00~
  
*要事前申し込み。先着14名様まで。
*それぞれのお席でお飲み頂きますので、お時間に遅れても早くいらしても大丈夫です。
*いつものNEWPORTと同じ雰囲気ですのでお気軽にどうぞ。

会費:1,600円(下記①②のグラス1杯ずつ)

① ラングロール ニュル・パール・アイユール 2010(赤)

② ラングロール トラヴェルセ 2009(赤)

「ラングロール」
ローヌ南部、ロゼで有名なタヴェルに素晴らしい造り手がいます。もともと養蜂家であったエリック・ピフェリン氏は、祖父からぶどう栽培を受継ぎ、2001年から元詰めを始めました。

① ニュル・パール・アイユール 2010(グルナッシュ/ムールヴェードル/ブルブラン )

樹齢110年を超える貴重なグルナッシュの畑をやっとの思いで手に入れたエリック。その大切なぶどうから日本のためだけに仕込んでくれたワイン、 それがこの「ニュル パール アイユール」です。熟したイチゴがコンフィになるちょうど中間のようなフレッシュ感と凝縮感のある果実味。ちょっと冷やしてゴクゴク飲んでも最高の飲み心地を楽しめます。ちなみに”Nulle part ailleurs”は「他のどこにもない」という意味。

② トラヴェルセ 2009(シラー70%/グルナッシュ30%)

ラングロールらしいピュアな果実味のワインです。通常パワフルなシラーをここまでピュアでフレッシュに仕上げるのは相当の労力。いちごの粒々まで目に浮かぶような味わいと、控えめなスパイスが繊細なバランス。

11月 21, 2011 by Tsurutani
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