今日の一曲 : Mocky “Living in The Snow”

ジャジーかつビタースウィートな2009年の名作『Saskamodie』以来6年振りとなるMockyの新作『Key Change』が、日本盤先行で6月22日にwindbellからリリース(日本盤は配信のみだった2枚のEP収録曲を中心としたボーナスディスクを加えたデラックス・エディション)。2000年代初頭から中頃まではダンスミュージックのフィールドにいたMockyですが、前作からは生音中心のレトロフューチャーなソウルフル・サウンドに移行して、今となっては欧米よりもここ日本での方が評価が高いようにも思えます。新作から公開されている何曲かを聴く限り、今回もその流れを踏襲しつつ、よりスウィートでロマンティックな作品になっている模様。”Living in The Snow” はその中でもテンポのいいトラックで、Soundcloudのページにあるクレジットを見るとこの曲のドラムはFeistなんですね。アルバムには盟友Chilly Gonzalesも参加。他には、Mockyが2011年にベルリンから移住したLAのアーティストたち(Miguel Atwood-FergusonやMoses Sumneyなど)も参加しているようです。

収録曲 “Whistlin” のミュージックビデオに映っているLAの自宅スタジオがめちゃくちゃいい雰囲気で素敵です。

『KEY CHANGE (Deluxe edition)』 Tracklist:

01. Upbeat Thing
02. When Paulie Gets Mad
03. Soulful Beat
04. Weather Any Storm
05. Whistlin
06. Living In The Snow
07. Late Night Jam
08. Time Inflation
09. Tomorrow Maker
10. Soulful Beat Reprise
11. Head In The Clouds
12. Hymme
13. Closer To The Edge (Bonus Track For Japanese Edition)
14. The Touch (Bonus Track For Japanese Edition)

Bonus Disc For Japanese Edition
01. Instrumental Life
02.The Fortress
03. Les Introvertes
04. Howlin At The Moon
05. Ellipse (Read My)
06. Sweet Things
07. Little Bird
08. When You Laugh
09. Tomorrow Maker Lucky Paul Remix

5月 29, 2015 by Tsurutani

6月3日(水)中島ノブユキ『散りゆく花』試聴会&トークイベント

NEWPORTとも所縁のある作曲家/ピアニストの中島ノブユキさんの新作『散りゆく花』のリリースを記念し、発売日の6月3日にアーティストご本人をお迎えして試聴会&トークイベントを行います。トークのお相手は、アルバムの録音とミックスを担当されたエンジニアの奥田泰次さん。『散りゆく花』に収録の楽曲を何曲か聴きながら、ここでしか聞けない(?)レコーディング秘話が明かされる一夜です。もちろんCDの販売もございます。みなさま是非お集まりください!

<中島ノブユキ『散りゆく花』試聴会&トークイベント>

6月3日(水)21:30 – 22:30
トーク:中島ノブユキ 奥田泰次
チャージ・フリー(別途1オーダーお願いいたします)

*席数に限りがありますのでお早めにご予約ください。Tel: 03-5738-5564
*通常営業と同じドリンク/フードメニューがご利用いただけます。

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中島ノブユキ『散りゆく花』
6月3日発売
2,778円(税抜き)

中島主宰のレーベル“SOTTO”の二作目としてリリースされる、自身のオリジナルアルバム『散りゆく花』。北村聡(バンドネオン)、藤本一馬(ギター)、金子飛鳥(ヴァイオリン)らの参加、そしてオーボエ、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの音色も加わり、「新しい室内楽」の形を織りなします。音源化の要望の高かった「その一歩を踏み出す」(NHK BSプレミアムで放送されたドキュメンタリー番組「旅のチカラ」テーマ曲)の再録音を含む中島ノブユキの書き下ろし楽曲の他、素朴ながらも胸を打つ名曲「Last Train Home」(パット・メセニー)やシンプルなメロディーのリフレインがメランコリックに響かされる「スパルタカス 愛のテーマ」(アレックス・ノース)も収録。

【プロフィール】
中島ノブユキ Nobuyuki Nakajima(作曲家/ピアニスト)
東京とパリで作曲を学ぶ。ソロアルバムとして『エテパルマ~夏の印象~』『メランコリア』など発表。また続く二作『カンチェラーレ』『クレール・オブスキュア』と連続でピアノソロ作品を発表、各地でピアノソロコンサートを開催。映画「人間失格」、アニメーション「たまゆら」の音楽、ドキュメンタリー番組「旅のチカラ」のテーマ音楽等を担当。また畠山美由紀、菊地成孔らの諸作品に作/編曲家として参加した。2011年~2013年ジェーン・バーキン ワールドツアーに音楽監督/ピアニストとして参加(世界27カ国で公演)。 2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」、 2014年JR東海「そうだ京都、行こう」、2015年 映画「悼む人」、のそれぞれ音楽を担当した。2015年 良い音楽をそっと届けるために自身による音楽レーベル“SOTTO”をスタート。
www.sotto.maison

5月 26, 2015 by Tsurutani

5月27日(水)山下達郎ナイト Vol.4

今年もやってまいりました!皆さまからの熱いご要望にお応えして、毎年5月に恒例となっている「山下達郎ナイト」の第4回目が開催決定です!

もちろん選曲はあのお二人。ユゲタツことYugeの弓削匠さんと、ナガタツこと三宿Webのナガサワさん!毎回お楽しみのアレもあり。そして今回は秘蔵のネタを用意してくれているという噂も!?一晩たっぷり、ヤマタツ関連の楽曲オンリーでお楽しみください!!

<山下達郎ナイト Vol.4>

5月27日(水)19:30 – 24:00
選曲:弓削匠 (Yuge)
スペシャル・ゲスト:ナガサワ a.k.a ナガタツ (三宿Web)
チャージ・フリー

<これまでの○○ナイト>
ニーナ・シモン
セルジュ・ゲンズブール
ジョニ・ミッチェル
トム・ウェイツ
カエターノ・ヴェローゾ
山下達郎
ドナルド・フェイゲン
ヨ・ラ・テンゴ
シャーデー
YMO
ECM
山下達郎 Vol.2
ロイ・エアーズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
ユーミン
エルヴィス・コステロ
マーヴィン・ゲイ
ア・トライブ・コールド・クエスト
エヴリシング・バット・ザ・ガール
山下達郎 Vol.3
タニア・マリア
エリック・サティ
ジェームス・テイラー
バービーボーイズ

5月 15, 2015 by Tsurutani

今日の一曲 : Leon Bridges “River”

昨年10月に初めて “Coming Home” という曲を紹介したテキサス州フォート・ワースの25歳のソウル・シンガー、Leon Bridges。その後メジャーのColumbiaと契約して、2月にはアルバムからの新曲となる “Lisa Sawyer” をリリース。そして待望のデビュー・アルバム『Coming Home』が6月23日発売とアナウンスされて、今度はその収録曲 “River” が公開されました。このスピリチュアルなバラード、バックはアコースティックギターとタンバリンだけという潔さ。今の時代にこれをやれてしまうのはすごいですね。彼のInstagramによれば、最初はフル・バンドでレコーディングしたものの最終的にはこの削ぎ落としたバージョンに決定したということです。アルバムはヴァイナルでも出るようなので、アナログ派は当然こっちでしょう。

5月 04, 2015 by Tsurutani

5月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの5月のスケジュールです。

5/02 Sunny Sappa
5/09 五月、ボサノヴァ、NEWPORT 選曲:高木慶太 秋葉裕介 
5/16 Ken Hidaka (hangouter/ Lone Star Productions)
5/23 青野賢一
5/30 wizzjones, Masatoo (drawing)

21:00 – 24:00(9日は19:00 – 24:00/23日は時間内容未定)
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

5月 01, 2015 by Tsurutani

5月9日(土)五月、ボサノヴァ、NEWPORT

「五月にボサノヴァ聴いたら絶対気持ちいいよね」という単純な話から始まった企画がようやく実現。五月の夜に、NEWPORTで、ボサノヴァばかり聴きましょうというイベント「五月、ボサノヴァ、NEWPORT」を開催します。1958年にリオデジャネイロで誕生したボサノヴァは、その後世界中に広まって今もなお数多くのアーティストに影響を与え続けています。そんなボサノヴァの魅力を、オリジナルのブラジルの音源を中心としながら、ジャンルも年代も飛び越えて一晩たっぷり選曲していただきます。気持ちの良さは保証付き。ブラジルのカクテル、カイピリーニャをご用意してお待ちしております!

<五月、ボサノヴァ、NEWPORT>

5月9日(土)19:00 – 24:00
選曲:高木慶太 秋葉裕介
チャージ・フリー

5月 01, 2015 by Tsurutani

4月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの4月のスケジュールです。

4/04 竹田直樹 (アーヴァン感)
4/11 NEWPORT 7周年パーティー
4/18 橋詰宗 (sosososo.com)
4/25 青野賢一 (BEAMS RECORDS)

21:00 – 24:00(11日は19:00からイベントスタート/18日は19:00 – 22:00となります)
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

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4月4日(土)21:00 – 24:00 竹田直樹 (アーヴァン感)

久しぶりにお声かけて頂き、NEWSOUND 4月4日(土)にて「アーヴァン感」をやらせて頂きます。
●アーヴァン感とは?
“アーヴァン (都会的) な感じの音楽”=アーヴァン感です。「感じ」ってところを汲み取って頂ければと!ww
最近のアーヴァン感でよくPLAYするモノを紹介しつつ、今週末は是非お越し頂ければと思います。

(アーヴァン感 師範 竹田直樹)

Debelah “Take It Easy” (1994)

Dee Dee Bridgewater “Love Won’t Let Me Go” (1979)

Maxwell “Sumthin’ Sumthin'” (1996)

Banda Black Rio “América do Sul”(2011)

3月 27, 2015 by Tsurutani

今日の一曲 : Sufjan Stevens “Should Have Known Better”

2010年の『The Age Of Adz』に続くSufjan Stevensの5年振りの新作『Carrie & Lowell』がいよいよ3月31日にリリース (NPRThe Guardianで全曲フル・ストリーミングが始まりました)。今回のアルバムは、Sufjanが幼少の頃に別れ、そして最近他界した母のことをテーマにしているそうで、タイトルもジャケの写真も彼の母親とそのパートナーから取られています。近年はエレクトロニックなオーケストラル・ポップな作風だったSufjan Stevensですが、本作は全曲フォークで、メランコリックでパーソナルでクワイエットな作品。早速ストリーミングで全曲聴きましたがやはり素晴らしいです。こういうタイプの音楽は、一曲聴いてどうこうではなくアルバムとして聴きたいですね。下のビデオはアルバム2曲目の “Should Have Known Better” です。

『Carrie & Lowell』 Tracklist:

01. Death With Dignity
02. Should Have Known Better
03. All of Me Wants All of You
04. Drawn to the Blood
05. Fourth of July
06. The Only Thing
07. Carrie & Lowell
08. Eugene
09. John My Beloved
10. No Shade in the Shadow of the Cross
11. Blue Bucket of Gold

3月 24, 2015 by Tsurutani

3月21日(土)Noahlewis’ Mahlon Taits presents「I Wonder What Became Of 78rpm」Vol.3

当初はアナログ盤のみでのリリースだったアルバム『Gift from Noahlewis’ Mahlon Taits』が昨年末にCD発売されて、それが今でもNEWPORTでヘビーローテーションとなっているバンド、Noahlewis’ Mahlon Taits(ノアルイズ・マーロン・タイツ)。毎年春先に彼ら主宰のDJイベントを行ってきましたが、今年も第3回目の開催が決定です!今回もNoahlewis’ Mahlon Taitsのメンバーに加え、コレクター仲間をゲストDJにお迎えして一晩たっぷりアナログ盤オンリー(SP盤含む)でお届けします。ヴィンテージ・サウンドに酔いしれてください!!

Noahlewis’ Mahlon Taits presents
「I Wonder What Became Of 78rpm」Vol.3

3月21日(土)20:00 – 23:00
DJ: Noahlewis’ Mahlon Taits
Guest DJ: 岡田崇、重田哲郎、永瀬裕美子、森澤誠
チャージ・フリー

3月 03, 2015 by Tsurutani

3月14日(土)バービーボーイズ・ナイト

代々木界隈でなぜか最近盛り上がりを見せている、80年代に活躍した日本のロックバンド「バービーボーイズ」。イベントがある度に熱心にバービーボーイズをかけるDJのおかげで、今ではすっかりパーティーには欠かせないキラー・チューンと化しているかのようであります。そのDJとは、代々木を代表する選曲家の一人である高木慶太さん。遂に機は熟したとばかりに、高木慶太さんの選曲によるバービーボーイズ・ナイトを開催します!!

<バービーボーイズ・ナイト>

3月14日(土)21:00 – 24:00
選曲:高木慶太
チャージ・フリー

*リクエスト受け付けます。CD、LP、MP3などお持ちください。

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バービーボーイズ、アルバムデビュー30周年を祝して、
チャンス到来とばかりにバービーボーイズナイトを開催します。
構想2年、ついにこの時が。どんなもんだいッ

女ぎつねもプリティドールも小僧も勇み足サミーもみんなわぁいわぁいわい!
夜の街へC’mom’ let’s goするもよし、チークダンスするもよし。
男女のあれやこれやはバービーに聞け!
とにかく目を閉じておいでよ!

会場はバービーファンの聖地、渋谷公会堂にほど近い代々木八幡のはちあわせのメッカ、NEWPORT。

ファン歴30年、DJ歴20年、そのレコードバッグに常にバービーボーイズの音源を忍ばせ続けてきた高木慶太がフルサイズの愛と使命感とト・キ・メ・キをもってDJを務めます。

帰さない!
まかせてtonight!
なんなら、泣いたままで listen to me!!!

(高木慶太)

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<これまでの○○ナイト>
ニーナ・シモン
セルジュ・ゲンズブール
ジョニ・ミッチェル
トム・ウェイツ
カエターノ・ヴェローゾ
山下達郎
ドナルド・フェイゲン
ヨ・ラ・テンゴ
シャーデー
YMO
ECM
山下達郎 Vol.2
ロイ・エアーズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
ユーミン
エルヴィス・コステロ
マーヴィン・ゲイ
ア・トライブ・コールド・クエスト
エヴリシング・バット・ザ・ガール
山下達郎 Vol.3
タニア・マリア
エリック・サティ
ジェームス・テイラー

3月 03, 2015 by Tsurutani
NEW SHIP