今日の一曲(青野賢一):Kellee Patterson “Turn On The Lights”

2月26日のNEWSOUNDは第4土曜レギュラーの青野さんがDJでした。最近はニューウェーブとか現代音楽とかのイメージが強かったのですが、もともとは大のディスコ/ガラージ好きの青野さん。この日は久しぶりにディスコをちょっとだけかけていて、それがどれも新鮮に聴こえました。

このKellee Patterson、僕はその昔、彼女の『Maiden Voyage』みたいなアルバムを期待して買ってみたことがあるのですが、その当時はまったくディスコに興味が無かったためすぐに売ってしまった覚えがあります。先日青野さんがかけていて、なんだかポジティヴ・フィーリングに溢れたいい曲だなあと思ってチェックしたら、このアルバムに入ってるんですね・・・

勉強になりました!

3月 02, 2011 by Tsurutani

3月のNEWSOUNDスケジュール

NEWPORTの毎週土曜のDJイベント、NEWSOUNDの3月のスケジュールです。

3/05 DJ NOZAKI
3/12 馬場一浩
3/19 蓮沼執太“Camouflage”リリースパーティー
3/26 青野賢一 (BEAMS RECORDS)

21:00-24:00(3月19日のみ19:00-24:00となります)
Charge free.
Enjoy music.

*NEWSOUNDとは
様々な選曲者を迎え、通常営業のNEWPORT店内が最高の音楽で彩られます。チャージフリーですので、いつもどおりお食事やワインをお楽しみ頂けます。

2月 28, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Nicolas Jaar “Space Is The Only Noise”

Circus Companyからの『Marks & Angels』というEPが相当かっこよかったミニマルの新星、Nicolas Jaarが初のアルバム『Space Is The Only Noise』を同レーベルから出しました。まだ買えてないんですが、すごく良さそう。

ニューヨーク生まれ、チリ育ち。まだ二十歳そこそこの若さだそうです。何だろうこの新しい感覚。アルバムはBPM的にはダウンテンポな曲が多く、そしてとにかく美しく妖しい。Ricardo Villalobosというより、僕は初期のMockyを思い出しました。

UPDATE: 以下はアルバムのフルストリーミングです。

2月 25, 2011 by Tsurutani

今日の一曲(Sumire):Jane Birkin “Black… White”

2月19日のNEWSOUNDは久しぶりのスミレちゃん(Twee Grrrls Club)でした。インディという切り口でいろんな年代から良い曲を沢山かけてくれて、いつも楽しませてくれます。

最近の曲ではCatwalkの”Don’t Brake Me”が断然良かった。ポストパンクだと、カナダのFifth Columnの変拍子ニューウェーブ、2 TONEのファンカラティーナ・バンドだというThe Apollinairesが衝撃的だった。

スミレちゃんがフランスで買ったというこのJane Birkinの7インチ『Black… White』は、スコッチ・ウィスキーのBlack & Whiteのためのプロモ・オンリーのレコードだそうです。1980年のレアな作品が今日の一曲。

2月 24, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Arlt “La Rouille”

パリの男女デュオ、Arlt(アールト)というアーティストのアルバム『La Langue』が素晴らしいです。ほんと最高。

男女のヴォーカルとギターのみで、歌詞はフランス語。いつもこのスタイルでライブをやっているのであろう、身体感覚そのままのシンプルな音楽が心に染み入る。上の映像はスタジオライブですが、アルバム1曲目に収録された音源もほぼ同じ様な感じ。

このアルバムの日本盤はWINDBELLというレーベルから出ていて、NEWPORTでも販売中です。おすすめです!

2月 18, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Serge Gainsbourg “Black Trombone”

ゲンズブール・ナイト、おかげさまで大盛況でした。雪の中お越し頂いた大勢のみなさま、ありがとうございました!!

選曲は青野賢一氏にお願いし、ゲンズブールのジャズ、ラテン、シャンソン、そしてレゲエなど様々なスタイルの楽曲を3時間以上に渡ってかけてもらいました。全然聞き飽きないし、店内はエスプリのきいた大人の空気が充満。さすがゲンズブール!

今日の一曲は、ゲンズブールの’62年発表のジャズ・チューン”Black Trombone”。モノトーンですな〜。

Marc Ribotがカバーした↓こんなのもあるんですね!

2月 15, 2011 by Tsurutani

今日の一曲(馬場一浩):The Books “All Bad Ends All”

2月12日のNEWSOUNDは馬場一浩がDJでした。いつも以上にダブっぽい雰囲気の選曲で、かつてのイルビエント(Sub Dub)とかBill Laswellとか、とても新鮮に聴こえて良かった。最近、90年代前半の音がかっこよく聴こえるようになりましたね。もうここまで一周したってことだ。

今日の一曲は、最近リマスターされて再発されたThe Booksのファーストアルバム『Thought For Food』から”All Bad Ends All”。これは2002年の曲ですが、そろそろこの時期のエレクトロニカが再び良く聴こえ始めた気がします。しかし再発のジャケ、わざわざ変なデザインに変える必要あったのかな??

2月 14, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Erykah Badu “Gone Baby, Don’t Be Long”

Erykah Badu – Gone Baby, Don’t be Long from beeple on Vimeo.

GORILLA VS. BEARのニュースで知ったのですが、Erykah Baduのニュー・ビデオ、
なんとFlying Lotusが監督してるそうです。

アルバム『New Amerykah Part Two: Return of the Ankh』の中でも一番好きな曲だ!

2月 11, 2011 by Tsurutani

今日の一曲(竹田直樹):Adriana Evans “Never Thought”

2月5日のNEWSOUNDはアーヴァン感の竹田さん。ということで、やっぱりアーヴァンな曲ばかりの3時間でしたが、意外とR&Bが多かったかな。

Alicia, Mary J, Jill Scottなどのフィメール・シンガーの流れでかけていた、Adriana Evansの昨年のアルバム『Walking With The Night』に入っている”Never Thought”という曲が良かったです。しかし竹田さん、こういうのもヴァイナルで買ってるからえらいなぁ。ヒップホップやR&Bの新譜をヴァイナルで買い続けてるなんて、真のブラック・ミュージック・ラヴァーでしょう。

2月 08, 2011 by Tsurutani

今日の一曲:Nina Simone “No Woman No Cry”

先日のニーナ・シモン・ナイトにはたくさんの方に来て頂いてありがとうございました!

とにかくキャリアの長かった人なので、アルバムの数も多く、改めて彼女のアルバムを聴き直したり買い足したりしたのですが、どれもほんとにいいんですよね。どのアルバムにも一曲はパーカッシヴでアフリカンな曲が入っていたりして、クラブ・クラシックとして有名な曲以外にもネタの宝庫でした。

もちろんそれは単に一つの側面で、ディープなバラードやブルージーなナンバーも最高。しかし、あまりの意外性のためかもっとも反応があったのが、ボブ・マーリーのカヴァーでした。上のリンクはライヴ・ヴァージョンなのですが、ニーナ・シモンの遺作となった93年の『A Single Woman』のリイシュー盤にはボーナストラックとしてこの”No Woman No Cry”が収録されています。他にはなんとプリンスのカヴァーも。オリジナル・アルバムはストリングスも入ったしっとりめの落ち着いた作品です。

2月 03, 2011 by Tsurutani
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